若手社員の声
技術部 主任
2018年入社 S.S.さん


若手社員の声
技術部 主任
2018年入社 S.S.さん
周囲の方々に刺激を受けながら
スキルを磨ける職場です。
入社の理由やその経緯を聞かせてください。
学生時代、特に業種を絞ることなく就活をしていたら運良く数社から内々定をいただきました。当社に対してはショーケースの製造・販売会社というイメージしか無かったのですが、在籍学科のOBの方から「風通しのいい職場で、様々なスキルを身につけることができる」と強く勧められ迷った挙句、入社を決意しました。文系出身なので、営業職を任されると思い込んでいたのですが、実際に配属されたのは東京本店の工事部で、動揺したことを覚えています。
入社後のキャリアと現在の業務を聞かせてください。
最初に配属された工事部では、空調換気・給排水衛生設備の改修工事の現場代理人(現場監督)を4年余り務めました。その後、2020年に技術部へ異動し、現在は空調換気・給排水衛生設備工事の設計を手掛けています。その対象はビル・製作所・倉庫・店舗・学校・病院など多岐にわたります。工事部では、現場で協力会社の職人さんたちと協働し工事を進める立場でしたが、そこから自ら設計図面を描く立場に変わったわけですから、入社当時と同様、戸惑いがありました。当初は、設計前段階の施主様の要望をヒアリングする作業や、不慣れな3D CADツールのオペレーションなどに苦心していました。しかし、営業や部内の先輩方のフォローのおかげで、徐々にスキルアップすることができたと思います。
普段から勉強のために、先輩方の図面を見ているのですが、一見無機質な図面でも設計者の個性が表れていることに気づくようになりました。設計を手掛けて2年目の頃から、設計業務の奥深さや面白さが理解できるようになってきました。

この仕事をしてよかったと感じる時は?
やはり、「Sさんのおかげで…」と施主様や元請様から名指しで感謝された時です。設計は、建築設備特有の知識やノウハウから建設業界知識まで幅広い知識が求められます。日々の勉強や調査といった努力の結果が仕事として結実した時は充実感や達成感が得られ、次への仕事のモチベーションとなっています。
また、特に意識をしないものの、知らぬ間に基本的なビジネススキル、問題解決能力、期間管理能力をはじめ、データ管理ソフトやCADツールなどの基本的なプログラミング知識やオペレーションが身についていくことに気づいた時も成長を実感し、喜びを感じました。
職場の雰囲気や勤務地周辺の環境をアピールしてください。
仕事上で困ったことや、解らないことなどがあった時は、先輩方や同僚たちが絶妙なタイミングでフォローしてくれます。また、仕事に必要な資格取得もサポートしてくれます。私も給排水設備工事の施工管理資格を取得しました。入社前に大学の先輩から伝えられた通り、風通しがよく、スキルアップできる職場だということを実感しています。
現在は東京・五反田の本社勤務で、同じ品川区内の社員寮で暮らしています。通勤は電車で一駅程度の距離ですが、途中に全国的に有名で下町情緒あふれる戸越銀座商店街があり、徒歩通勤を兼ねて街並み探索を楽しんでいます。都心で交通、買い物、飲食に至便でありながらローカルな雰囲気もあり、私のような地方出身者にとっても働きやすく、暮らしやすい環境だと思います。

今後、チャレンジしてみたい仕事や夢を聞かせてください。
文系学部出身でありながら、工事の施工管理や設計の仕事を経験し、多くのスキルやノウハウを得てきたつもりです。最近は、設計図や仕様書から工事に必要な材料、作業工程などにかかるコストを算出する積算という業務に興味を持ち始めました。また、現在の空調換気・給排水衛生設備工事だけではなく、もっと規模の大きな食品製作所などのプラントエンジニアリングなどにも携わってみたいと思っています。そのためには、貪欲に知識や技能を身につける努力を重ねることが必要ですね。どうやら入社以来、周囲の方々の影響を受け、向上心がますます高まっているような気がします。
太洋テクニカに入社を希望される後輩たちにメッセージをお願いします。
どのような職種に就きたいかを考えることも大事ですが、自身がどう成長したいか、どういう社会人になりたいかを考えることも大事だと思います。常に向上心を持ち、何事にも臆さずチャレンジするマインドがあれば、どのような仕事にも対応できるし、楽しめると思います。
また、施主様をはじめ協力会社からエンドユーザーまで、多くの方々と関わる機会が多い仕事なので、コミュニケーション能力は必要だと思います。でも、何も気負うことはありません。あいさつさえしっかりできれば、自然に身に付くものです。さらに、解らないことがあったらその場でメモを取り後ほど人に聞くなり、自分で調べることができる人、そして、行動する前にあれこれ考えるより、考えながら行動できる人の方がこの仕事に向いているような気がします。